松戸市上本郷_みきピアノ教室 | 日記 | ピアノがおうちに無くてもできること・・・

楽しく基礎を学び、読譜力と音楽的な表現を。3歳前後のお子様から。

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松戸市上本郷_みきピアノ教室 の日記

ピアノがおうちに無くてもできること・・・

2015.06.17

3歳の生徒さん、2か月目に入りました。
まだお手元にピアノがないとのことで、ソルフェージュのレッスンです。
個人差はありますが、ピアノがあったとしても実技を焦る年齢ではないと私は思っています。
(自身の幼少期や娘を思い返しても)

リズムの聞き分け、リズムカード、音程をとる練習・・・などなど楽しそうに取り組んでくれています。
3歳ですから、1つの事を出来るまでじっくり・・・ではなく、集中出来る短時間ずつ色々なことを30
分に組み込むようにしています。

2歳になったばかりの弟くんが、お母様と見学に来ているのですが・・・。動きたい盛りですよね。
でも、お母様が上手に対応して下さっているので、お姉ちゃんも集中できています。

例えば、私とお姉ちゃんがやっているリズム打ちを、お母様が弟くんと手を繋いで真似してくれるなど。

あるとき、お姉ちゃんが私と2音間をとる練習をしていましたら、弟くんの声が・・・。それが
ピッタリ音程を取っていたのです!!お母様も気づかれたようです。
多くの保育園や幼稚園での歌唱指導で言う「元気にー!大きな声でー!」とは、私は促しません。
「きれいな声で~。よ~く聴いて真似っこして~。」と言いますと、決して怒鳴ったりせず、小さな子でも音程を取ろうとします。生徒さんであるお姉ちゃんはもちろんのこと、弟くんも自然と耳に入ってきたことを声に出すことが出来ているのです。

ピアノは教室で「その日やったリズムを好きな指で打ってみる」程度で触れるに留めていますが、
いずれ実技に入ったとき、ソルフェージュで学んだ分、読譜で混乱することなくすんなり理解出来ると思います。

他の生徒さんにも時間の許す限りソルフェージュは入れています。その大切さに気付かれた方は、実技と別枠でソルフェージュを学んでいます。その生徒さんにも効果は出てきており、楽譜を読むのが早くなってきました。自力で弾けるようにしてきてくれるので、レッスンでは細かな表現や技術を指導することが出来ます。(ちなみにお母様は弾けないとおっしゃっていますので、本人が自分で考えて頑張っているのです)

そうそう、おうちでも遊びで音程とったりできますが、ちょっと気をつけた方が良いかも・・・と思ったことがあります。書店などで簡単な鍵盤がついている子供の本がありますよね。
ドレミファソラシドと書いてありますが、ピアノのピッチと全く違うものがたまにあるのです。昔、親戚の家にあってビックリしました。電池がなかったのかな???
なにも、調律がほんの少しズレている・・・とかそんな微妙なことを言っているのではなく、例えば
「ド」と押したのに、「レ」がなっているということです。ハ長調が二長調になっているということ。

音感を身につけた人にとっては大変混乱します。「ハ長調の楽譜を見ながら、ニ長調に移調して弾いて」ということは出来ますが、鍵盤自体が思っている音とズレて出てくるのですから・・・。キーボードなどにも、これが機能としてついているものもあるようですね。
カラオケなどで、自分の声域に合わせて上げ下げするのとは演奏するのはちょっと違うわけで・・・
音感を身につけようとしている敏感な時期のお子様にはどうなのかな???と思ってしまいました。





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