松戸市上本郷_みきピアノ教室 の日記
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コーチング
2014.12.17
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先日、小学校関連で「ママイキ」という、コーチング手法をベースとした講座を聞いてきました。
子育て中の母親へ向けての内容ですが、堅苦しい「正しい子育て論」とは一味違った講演で、大変面白い講座でした。
子供との日常会話でついついでてしまう〝母親としての〟悪い点などにも気付かされると同時に、ピアノのレッスンにも通じるものがあり、興味深いものでした。
考えてみると・・・生徒さんには、私も冷静なんですね♪
前週よりも少しでも上達が見えると嬉しくなりますし、また、そういう面を探そう探そうと♪
でも母親となると、これが結構難しいのです。無意識なのですけれど。
レッスンに付いて来てくださるお母様の様子でも感じることがあります。
お子さんは、きっとお家ではもっと上手に弾けていたのでしょう。「はぁ・・・・」というため息が聞こえてきそうな雰囲気がわかります。言葉ではなく〝雰囲気〟なのですけれどもね。
でも、私は指導しながら生徒さんの良い点を見つけ、更に良くなり得るアドバイスをしているのです。生徒さんもとても素直に聞き入れてくれます。
「ママイキ」講座でも、まさにこれと同じような事を聞きました。自分の子の短所を【もしもこの子がよその子だったら】と置き換えてみると、長所として言いかえるだろう!と。
レッスン時に残念そうにされるお母様は、お子さんの日々の練習に関心を持って下さっている証拠なのだと思います。「練習しなさい!」と言葉でいうことよりも、弾いている音を普段から聴いて下さっているからこそ、違いがわかるのですから。そして、私も母親としてその気持ちがわかります。
仮に無関心であったなら、演奏の違いに気付くこともなく、〝◎になったかどうか〟〝他人との教材の進みの比較〟しか気にされないのではないでしょうか?
実際には、「学校の体育で今日は疲れたよ」「温かい部屋に入ったらなんだか眠くなってしまったよ」
「学校でちょっとお友達と喧嘩してしまった」などなど、普段と違う気持ちの変化や、自分の家のピアノと鍵盤の重さが違ったりなどもあるのだと思います。まだ幼いお子さんは、その切り替えも難しいものですよね。
家事、お仕事・・・日々色々と忙しいですよね。子供のピアノ練習に毎日付き合う事が難しいご家庭は多いと思います。
でも、家事をしながら耳だけ少しお子さんの練習に貸して頂けると、小さいお子様ほど喜んでいるように思います♪(まぁ、大人も関心持ってもらえると嬉しい事ありますよね)お子様は、自分が知っていることを得意げに「お母さんに指導!」なんてこともするかもしれません♪
いつもご協力頂けるお母様方に感謝しています。